泡から見直す「若見え」
こんにちは、うーきちです。
今日のテーマは泡から見直す「若見え」です。
若見せと若見え
雑誌では読者、テレビでは視聴者、YOUTUBEでは演者をスタイリストとヘアメイクアップアーティストが変身させる企画があります。
これは「メイク、ヘアスタイル、ファッションで補正ができる」ことの証明です。
そして変身後の自分を見て喜ぶ表情が、その人をより美しく見せます。
若くも見せます。
一方、「若見え」は難しい。プロの技術でも、ボトックス、リフティング、レーザー等の美容医療を以てしても限界があります。
「見える」は曖昧なオーラ
見せようという意識が限りなくなくなった状態が「見える」。
醸し出される空気、雰囲気、エネルギーで、自然にそう判断されることを指します。
そして「若く見える」ポイントはこの三つです。
●断念:執着の対義語。引きずらない、しがみつかない
20年以上前の服や髪形とは決別。
好きなものと似合うものは違う。
かわいさは若い人に任せる。
●自覚:自分自身の状態、能力、役割を客観的に認識してわきまえる
肌質も肌色も変わる。
髪質も量も変わる。
体質も体形も体重も変わる。
●ツヤ:肌、髪、歯のような「本体」「土台」を労わる
顔立ち、パーツより最後は肌ツヤ。
ヘアケアにはそれなりにお金をかける。
口腔ケアは命の源。
若く見せる必要のない方にはピンとこないことばかりだと思いますが、そうでなくなり始めた方には以下の早期点検とメンテナンスをおすすめします。
見直しは「洗う」ことから
一番にチェックしたいのは「何でどう洗うか」。
肌の生まれ変わり=ターンオーバーが28日周期というのは20代まで。
30代からは40日、40代からは55日、60代以降は更にペースが落ちていって100日周期になります。20代と同じもの、同じ洗い方で良いはずがありません。
また、石油系の界面活性剤成分で作られたせっけん、クレンジングやシャンプーは肌と頭皮に影響を及ぼします。強力な乳化力が肌バリアを壊して、重要な善玉常在菌を死滅させます。 壊れたバリアにできた無数の穴から、ケミカル系のコスメに含まれる異物、有害物質、香料、タール色素が肌の内側に浸透します。
そして加齢による皮脂成分、細胞間脂質セラミド、天然保湿因子の減少で肌バリアも弱まります。
ターンオーバーが活発で肌バリアも丈夫だった20代の頃とは違うことを念頭に、今の自分に合うクレンジングとシャンプーを選んで、こすらず、力を抜いて洗うことが大切です。
歯みがきも同様です。
石油系界面活性剤、研磨剤が入った「落としすぎる歯みがき」は歯を削り、歯ぐきを痩せさせ、口腔内の乾燥を進めます。
よいせっけんは泡立て不要
例えばせっけん。あまりにもメディアが「泡立て」を推奨するので、そうしなければならないとお思いの方も多いことでしょう。ですが、「泡立て」が必要なのは上記のような負荷が肌にかかるから。よいものならその必要はありません。
例えばクレンジング。よいものの中にはスキンケア成分が含まれていて、肌に伸ばしてしばらく時間を置けるものさえあります。
例えばシャンプー。オーガニックのシャンプーは手が荒れません。荒れた手にもしみません。きめ細やかな泡で頭皮をマッサージするように洗います。
例えば歯みがき。泡立ち成分も強いメントールも入っていないので、1本1本しっかり磨けます。そして何より口の中に入れるものは安全なものが望ましいはずです。
以前、このブログでクレンジングの重要性について書いたことがありますが、泡からの見直し、はじめましょう。
美容液やクリームを塗る「足し算」の前に、まずは底上げです。
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